頭髪について

自衛官の頭髪について

自衛官の方がテレビ等でインタビューを受けている姿は何度か見かけたことがあると思います。帽子やヘルメット等を被っていることも多いですが、基本的には短いですよね。

 

自衛官にはなりたいけど坊主頭にはしたくないって考えている人も多いと思います。実際の自衛官がどんな頭髪をしているのかを色々と調べてみました。

 

1.入隊時の頭髪

入隊(入校)時については、いわゆる坊主頭に近いものが要求されます。スポーツ刈りではなく、GIカットみたいな感じです。よくテレビでインタビューを受けている陸上自衛官がこんな感じですよね?

 

理由としては、教育隊においては長い頭髪があると身だしなみに時間を要したり、訓練に支障をきたしたりとマイナス面が大きいと判断され短い頭髪にされます。これは女性に関しても例外ではなく、坊主とまではいかないまでも肩より短く切らなければなりません。髪にこだわりがある方にとって、もしかしたら自衛官になる最大のハードルなのかもしれません。

 

しかしながら、教育隊が終わり部隊配属となり年数を重ねていけば少しずつお洒落な髪形にしても勤務態度等がよければ咎められることはないでしょう。ただし、あまりにも奇抜なカットや金髪等にすると指導されるかもしれません。

 

2.頭髪基準

着隊(着校)時にあらかじめ髪を切ってから駐屯地や基地に赴いてもいいとは思いますが、最初の入隊式(入校式)については斉一性を求められる場合があり、自分の中では短く切ったのにさらに短く切ってこいと指導されることもあるかもしれません。

 

これを避けるには男性の場合は、ほぼ坊主か何もせず着隊して指定された床屋(駐屯地や基地内)でカットしてもらう他ありません。女性の方も肩よりも上で短くしていればいいと思いますが、おしゃれなショートカットヘアは注目を集めてしまう可能性もあるので、指定された床屋(駐屯地や基地内)でカットしてもらうのがいいと思います。

 

部隊へ配属されたあとは一気に基準が緩和され、頭髪はもちろんお化粧等もできるので最初の教育隊の期間だけは我慢してください。「昭和かよ!?」って憤慨する方もいるかもしれませんが、やはり「武器」を取り扱う集団ですので規律の維持の面で必要があるのでしょう。

3.部隊配属後の頭髪について

部隊配属は以下のような頭髪ができるみたいです。
陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊で少し記述が違いますが航空自衛隊のものは図で説明されていたので引用させていただきます。(引用元:防衛省HP

 

 

 

極端なことを言えば、ドラマ「テッパチ」みたいな髪型すらも許されるので最初だけ我慢ですね。