Q&A(よくある質問)

Q&A(よくある質問)

ここではよくある質問をまとめております。ここに記載されていない事項については最寄りの地方連絡本部等に問い合わせしてください。

1.よくある質問(自衛官版)

Q1 入隊時の携行品は?

A1 入隊案内に従えば間違いありません。

 

一応書きますと、お金(3万円程度あれば十分です。)、印鑑(シャチハタ不可)、筆記具(ボールペン(黒・赤)、鉛筆(2~3本)、消しゴム、定規)、国語辞典(電子辞書がオススメ)、下着(上下(シャツは白(ワンポイント可))6セットくらい)、タオル、洗面具、化粧品(女性のみ)、ジャージ上下、裁縫道具、ランニングシューズ、等が必要になりますが、一部用意をしている教育隊もあるため、入隊先が決定した後に確認をお願い致します。

 

Q2 衣食住は?お金はかかる?

A2 お金は掛りません。

 

駐屯地や基地等に居住する義務を負っている者は、食事・宿泊等の経費は掛かりません。また、制服・作業服等、身の回りの被服類や寝具等も支給又は貸与されます。ただし、教育隊を卒業し部隊へ配属になった場合は電化製品の使用状況に応じて電気代のみ(数百円程度)徴収されることがあります

 

Q3 休みはあるんですか

A3 原則、週休2日です。

 

自衛隊というイメージから、休日・休暇の取得に不安を抱く入隊希望者の声を多く聞きますが、自衛隊は基本的に週休2日制で、祝日、年末年始及び夏季特別休暇、年次休暇などがあります。ただし、状況(災害派遣や訓練)によっては休日等でも勤務することがあります。しかし、休日に出勤した場合は勤務に支障がない範囲で代休として取得することになります。また、シフト制勤務の場合はこの限りではありませんが休日はしっかり取れます。

 

Q4 部屋は何人部屋ですか

A4 入隊直後は約6~10名、部隊勤務は約1~4名

 

入隊する教育隊によって違いはありますが、約6~10人部屋になります。また、部屋区分は入隊者の出身地等を考慮し、広い範囲の交流を深められるよう均等に区分されています。部隊へ配属後は、勤務地や階級によりますが1人~4人部屋といったところです。年数の経過とともに自由度が増し下宿を借りたり、階級によっては独身でも基地の外(営舎外居住)に住むことも可能になってきます。

 

Q5 他の公務員に比べ退職年齢が早いようですが、再就職のサポートは?

A5 サポート態勢は万全です。

 

退職予定自衛官には「就職補導教育」のほか、入隊3年目以上の任期制自衛官には「技能訓練」、また、警察・消防等の公務員試験を前提とした「公的部門受験対策講座」や雇用協力企業による「合同企業説明会」も開催しています。国の全面的なバックアップにより、希望者のほぼ100%が再就職を実現しています。また、企業側からも積極的に採用したいという声が寄せられています。また、定年退官についても再任用制度などが設けられ自衛官を継続することも可能です。


2.よくある質問(学生版)

Q1 入校時の携行品は?

A1 入校案内に従えば間違いありません。

 

お金(3万円程度)、印鑑(シャチハタ不可)、筆記具(学生生活を送るのに必要なもの)、辞典類(電子辞書がオススメ)、参考書(専攻分野)、下着(上下(シャツは白(ワンポイント可))6セットくらい)、タオル、洗面具、化粧品(女性のみ)、ジャージ上下、裁縫道具、ランニングシューズ。

 

Q2 衣食住は?お金はかかる?

A2 お金は掛りません。

 

防衛大学校、防衛医科大学校、高等工科学校生徒に在学中は、食事・宿泊等の経費は掛かりません。また、制服・作業服等、身の回りの被服類や寝具等も支給又は貸与されます。ただし、部活動などで必要な道具(ユニホームなど)を購入することはあります。

 

Q3 上級生からのイジメが心配...

A3 暴力行為は一切ないです。

 

防衛大学校、防衛医科大学校、高等工科学校生徒のいずれにおいても先輩の学生は存在します。時として、指導を受けることがあると思いますがこれらは教育指導であってイジメではありません。よって、理不尽な指導や暴力行為などはなく、説教をした後に筋肉トレーニングを実施するのが一般的です。また、これらの指導は個人ではなく学年全体に対して行われるので神経質になる必要はありません。伝統というより、先輩の指導能力の育成にも役立てています。


3.よくある質問(パイロットについて)

Q1 飛行要員(航空学生、一般幹部候補生飛行要員など)の2次試験において、レーシックで視力回復して受験したいのですが可能ですか?

A1 2次試験で不合格判定になります。

 

募集要項に近視矯正手術を受けていないことと書いてありますが、つまりこれがレーシック(LASIK)手術にあたります。つまり、レーシック手術を受けた場合は2次試験で不合格になります。飛行要員を目指すのであれば手術(オルソケラトロジー含む)以外の方法で視力回復に努めて下さい

 

Q2 飛行要員は何故レーシックを受けたら駄目なのですか?

A2 万一の危険に備えての判断です。

 

レーシック手術はレーザー等を用い、角膜の表面を薄くすることによって曲率を下げ、視力が矯正されます。つまり、角膜自体を削るもしくは蒸発させています。戦闘機を操縦した場合、日常生活では考えられないような重力がかかります。この時、この矯正された角膜が重力に耐えれるかが焦点なのですが、万に一でも危険があれば戦闘機を操縦することはできません。よって、レーシックは認められないのです。


4.よくある質問(女性自衛官について)

Q1 居住エリアはどうなっているのでしょうか?

A1 男性隊員とは別に設けられています。

 

女性自衛官は、基本的には男性隊員と同じことをして自衛官としての生活を送ります。しかし、居住する地区や入浴場などはしっかりと女性自衛官専用のスペースが設けられています。また、部隊に配置された後も更衣室などが別々に設けられているので安心して生活することが可能です。

 

Q2 結婚、出産をしても続けれますか?

A2 もちろん可能です。

 

女性自衛官の多くは結婚もしくは出産を機に退職します。しかし、結婚や出産をしたからといって退職する必要はありません。また、一般企業と比べても休暇(出産休暇や育児休暇)を多くとることが出来るので安心して子供を育てることができます。